お金と利益を増す改善方法

お金と利益を増やす税理士の改善法

  • どんな商品サ-ビスを?
  • だれに?販売,提供し
  • どのように売るのか?

利益を増やす4つの改善方法

利益を600万円増やし2400万円にするには、どのようにしたらよいでしょうか?

株式会社ABC商会 第10期損益計算書 単位万円

売上高36,000
=売価×数量
=@90×400個
変動費(仕入 材料 外注費) 28,000
= 単価×数量
= @70×400個
粗利益 8,000 固定費 6200
(人件費、減価償却費、その他の管理費)
差引利益 1,800
対策・効果 利益
売上高
検討事項
固定費を
600万円減らす
2,400万円
36,000万円
600万円削減できれば、販売数 生産数を増やさずに600万円の利益の増加となる。ただし、固定費を削減することによって現状の販売数、生産数が可能かどうか。
販売数量を
30個増やす
2,400万円
38,700万円
現在400個の販売を30個増やし430個販売すれば、利益が600万円増える。市場のニーズがあるのか。生産能力に余裕があるのか。営業力の強化、広告宣伝費等の増加をおさえられるのか。
売価を1.7%アップ
値引率を抑える
2,400万円
36,600万円
商品、製品に新たな付加価値をつけることによる値上げが可能か。値上げが困難な場合には、極力値引を抑えることにより販売数を増やさずに利益が確保できます。
仕入外注単価を
2.1%下げる
2,400万円
36,000万円
売上増加が困難な場合には仕入外注単価の引き下げを検討。仕切交渉、仕入先の変更、支払条件の変更等

同じ利益600万円を増やすのに必要な売上高が対策により異なるということは、必要資金が対策によって異なることを意味します。

解決方法により必要資金が異なるので、資金を検討すれば解決方法は決まります。

借金返済に必要な利益と税金

金融機関への返済を続け新たな借入をしないための今期最低必要な利益を考えた場合には、必要売上高はいくらなのでしょうか?

必要売上高=(固定費+年間借入返済額×2)÷粗利益率

当期の年間借入返済額が1,200万円の場合には、次のように計算されます。

38,738万円=(6,200万円+1,200万円×2)÷22.2%

今期は現状の粗利益率22.2%で銀行への借入返済1,200万円をし、法人税等の税金の支払いをするには年間売上高38,738万円が必要です。

したがって、今期あなたの会社の必要利益は.................わかりますか?

更に、必要最低利益に対するあなたの会社が支払う法人税等は.........いくらでしょうか?

運転資金を増やす資金改善!

  • 回収支払バランス=売上債権残高日数-仕入債務残高日数
  • 資金改善額=月間平均売上÷30日×回収支払バランス

たとえば、次のような例で考えてみます。
売上高 36,000万円 売掛金 4,000万円
仕入高 25,200万円 買掛金 2,400万円

回収支払バランス
売上債権残高日数
-仕入債務残高日数
回収支払バランス5.8日
=40.5日-34.7日
売上債権残高日数
売上から売上代金回収までの日数
4,000万円÷(36,000万円÷365日)
=40.5日
仕入債務残高日数
商品材料を仕入れから
支払までの日数
2,400万円÷(25,200万円÷365日)
=34.7日
資金改善額 580万円 580万円
=3,000万円÷30日x回収支払バランス5.8日
現在より5.8日早く売上代金が回収できるようになると運転資金残高が約580万円増えます。

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